会長挨拶

熊本大学工業会会長 山尾 敏孝

熊本大学工業会
会長 山尾 敏孝

 卒業生の皆様その後お変わりありませんでしょうか。令和8年6月6日に例年通り定例役員会が開催されました。2年に一度の役員改選の年で、会長と二人の常任理事は再任されましたが、國武雅司常任理事が退任され、川原顕磨呂氏が新常任理事に選ばれ、6月から執行部三役として活動しています。更に、理事会も従来の6部会(各部会理事6名構成)から半導体デバイス工学課程が部会に加わり7部会(各部会理事5名構成)となり、理事交代や新しく就任がありました。また、工学部130周年記念事業の1つである「同窓会組織の運営機能強化」の一環として会員情報のWEB入力システム導入が承認されました。工業会が独自に管理している会員情報を外部のシステムに移して管理運用する計画で、システムのセキュリティも万全を期しています。寄附金や会費の払込方法の拡大、ホームページの再構築などに対応できるシステムと考えています。
 今年も心の拠り所や親睦の場となるような同窓会とするために、一人でも多くの卒業生が同窓会活動に参加していただくような気持ちで同窓会活動に取組みたいと思います。“卒業生、現役の学生および教職員をつなぎ、関係者皆さんの声を聴く工業会”を引き続き目指します。工学部130周年記念事業の準備も実行委員会を中心に着々と進めており、東京、神戸、福岡、北九州の4地区にサテライトを設けて同窓会を開催し、記念事業を一緒に盛り上げていきたいと思います。
 さて、定例役員会で決定された議題の一つに終身会費の引き上げがあります。会長就任時から運営費の財務問題に取り組んできましたが、近年の会費収入の減少や物価上昇が原因で運営状況が逼迫しており、将来に向けて収入の安定化を図ることが喫緊の課題となりました。会費(終身会費)の変遷をみますと、1976年に5千円に、1983年2万円に、今から30年前の1996年に3万円に引き上げられました。今回の運営状況の問題から止む無く会費引き上げに踏み切りましたが、決して楽観できるものではないことは自覚しており、更なる運営努力をする覚悟です。なお、会費の引き上げに伴いミドル・シニア期を迎えた卒業生に、会費に寄らず運営維持のための協力金として支援をいただく策も検討していますので、その折は是非ともご協力をお願いしたいと思います。
 最後に、解決すべき課題や問題は多いですが、今年もできるだけ各支部総会等へ出席し、同窓と懇談して意見をお聞きし、事業に反映させたいと思っています。皆様のご協力とご支援をよろしくお願いします。